タイチェンマイの手芸雑貨を買うならここ【モン族市場】

ものづくり好きならチェンマイで絶対訪れてほしい場所がここ「モン族市場」です。ここが現代に残っていてくれている事がありがたい。山岳民族が作った手芸品が買えます。プレハブみたいなディープな雰囲気でものづくりの真髄を味わいましょう!

モン族市場への行き方

モン族市場は旧市街ターペー門の東にあります。ターペー門からは歩いて15分くらいです。ワロロット市場の一本裏にあるので、スマートバスやソンテウで行く時はワロロット市場で降りると良いと思います。周りは布屋さんやチロリアンテープ屋さんで、奥の方に入るとプレハブで囲まれたモン族市場が見えてきます。

山岳民族の手仕事

モン族というとカラフルな刺繍が定番ですが、最近では量産のためかミシン刺繍の商品も増えてきている様です。モン族市場では近代的なミシン刺繍の商品と、ビンテージの古布が混在しています。ビンテージの古布は数に限りがあるので、数年後には無くなってしまうのではと勝手に心配してしまいます。

タイにはモン族の他にリス族、カレン族、アカ族など様々な山岳民族が暮らしています。それぞれ刺繍、織物、シルバー工芸などものづくりを大きな生活の収入源にしています。モン族市場は街のお店や海外からの買い付けもあり、卸売として機能しているそうで、市場価格よりも安く売られています。

手刺繍は長い時間をかけて作られたことがよくわかる、とても細かく精巧なものばかりで、彼らが長年真剣にものづくりをしてきたことがよく伝わってきます。また、こうして街に運ばれてくるということは、私たちがその価値に敬意を持って適正な価格で買う事が、文化を繋げるのにとても大事だという事も強く感じました。

 

モン族市場で見るべきポイント

ここはぜひモン族市場でしか手に入らないものを探していきましょう!もちろんお土産用にポーチとかをまとめ買いしても良いのですが、その場合も出来ればミシン刺繍ではなくて手刺繍のものを選びたいです。ちなみにポーチは10B〜、お財布は150B〜くらいで売られています。

まず見逃せないのが古布です。端切れになっているものが多いですが、布にびっしり刺繍されていたりするのでかなり贅沢です。大きさによって50〜1000Bほどと様々です。どうやって使おうか悩みますが、おそらく次に行った時にはもう無くなっているので、気に入った色柄のものがあればぜひゲットしましょう。

次に服ですが、こちらは慎重に選びましょう。民族の服って可愛くて私は個人的に大好きなのですが、普段の生活で着やすいものか考えて買いましょう。大抵の服は硬めの生地に刺繍されているタイプなので、伸び縮みとかはしないです。柔道の道着まではいきませんが、あれに近いものを感じます。洗うのも洗濯機は怖いので手洗いかクリーニングで洗うことになります。

上記を考慮するとオススメなのは極力シンプルなデザインのジャケットかギャザースカートです。サイズ感はちっちゃめのものが多く、日本人には合っているので、ぜひ試着して気に入ったものを探してみてください。

最後に私はモン族市場に行った時は必ず糸を買っていきます。タイは暑いからか質の良い毛糸はなかなかない様です。チェンマイの手芸屋さんで売られているのは毛糸ならアクリル、細いものはポリエステルです。ですがコットンはとても良いです。

私はモン族市場のプレハブの一画をワロロット市場方面に出て、右角にある「Boon chai」という糸屋さんがお気に入りです。背の高い男性の方が日本語を少し話されるので、質問しながら安心して買い物ができます。柔らかく色の良いコットンが30~100Bで買えます。質も良くウィービングにも編み物にもどちらにも使えます。

ポリエステルの糸の方が色数が多いのですが、細すぎてまだ試せてないです。他にもポンポンとか手芸道具も売ってます。

まとめ

モン族市場は手芸の奥深さと、ものづくりの尊さが学べる生きたマーケットでした。本来なら村まで足を運んで直接買うべきですが、こうして街まで商品を運んでくれて本当にありがたいです。これからもものづくりの伝統を受け継いでいってほしいです。

ウィービング作家・講師をしています。2015.7~2018までに500名以上がワークショップに参加。2019年はブログやYouTubeで情報をシェアしながら東南アジアの国々でウィービングしています。