ウィービングタペストリーの製作に便利な道具と材料

ウィービングに使う道具や材料について

ウィービングでは木枠の織り機を使います。私が普段使っているのはドイツの「ヘルムート・ミューラー」というメーカーの織り機です。

Amazonで4000円くらいで販売されています。実物を見たい方は表参道のクレヨンハウスで販売されているのでチェックしてみてください。

私は大学時代からキャンバス用の木枠で作ったDI Y織り機を使っていましたが、クレヨンハウスでこの織り機を5年前に見つけてからはこっちを愛用しています。もともと子供のおもちゃ用に作られているものなので、完璧な仕上がりではありませんが、とても使いやすいです。

この織り機に東急ハンズで買ってきた木材や金具を取り付けて写真の様に立てられる様にカスタムしました。大きい作品を作りたい場合はやはり大きな木枠を買ってきて自分でDIYする必要があります。その場合、上下に1cm幅(もしくは5mm幅)で釘を打って作ります。

ウィービングの道具

織る道具は写真右からシャトル、ボビン、針と様々です。大きな機織り機の場合はシャトルを使うのが一般的で、ヘルムート・ミューラーの織り機にも写真右から2番目のシャトルが2つ付いてきます。

ボビンは絵織りなど多色を一度に使う場合に、毛糸を休めておくために使います。

私が普段使っているのは針で、針だと細いので毛糸を織る時に摩擦がかかりにくくスムーズに織ることが出来ます。右から4番目の木製のものはアメリカに行った時に買いました。右から5番目のシルバーのものは毛糸メーカー横田の織り針です。

最も使いやすいのが左から2番目の針で、これは100円均一で見つけたゴム通しです。青とピンクの2本セットで売られており、くねくね曲がるのでとても織りやすく重宝しています。一番左がとじ針で、これは手芸店や毛糸屋さんで売られています。細かいところを織る時に使います。先がくの字に曲がっていると経糸を拾いやすいのでオススメです。

 

 

ウィービングの材料

ウィービングに最も大切な材料の一つが経糸です。経糸は作品全体を支える大事な役割を果たします。オススメは引っ張っても切れ図、伸び縮みしない丈夫な糸です。私はコットン100%の糸が織りやすいのでほとんどの場合コットンの糸を経糸にしています。

この写真の糸は吉祥寺のアナンダで経糸用として売られているインド製の綿糸です。太さが色々あり、私は66番をメインに使っていますが、作るものにより太さを変えています。ポーチなど後から縫製したり、裏地を貼るものは細めの糸、マットなどは太めの糸がオススメです。

経糸用の糸が手に入らなければタコ糸や春夏用のコットン糸でも代用可能です。

よこ糸として主に使っているのは手芸用の毛糸です。毛糸にも細い糸、太い糸、スラブ糸などいろいろあって、編み物としてではなくウィービング用として毛糸を探しに行くとまた新しい発見があると思います。

毛糸の他にも麻紐やコットン糸、裂き布やロープなどヒモ状であれば基本的になんでも材料になります。

それからウィービングに欠かせないのが羊毛です。ロービングやスライバーと呼ばれる太いひも状に整経された羊毛を使います。私は主に吉祥寺のアナンダで購入しています。オンライン販売もしていますが実際目で見ないと色や質感が分からないので、ぜひ一度お店に足を運んでみてください。

道具は比較的簡単に揃えられるよ思いますが、材料を買っていくのが大変だと思いますので、初めのうちは気に入った糸を少しずつ買い足していってみてください!

ウィービング作家・講師をしています。2015.7~2018までに500名以上がワークショップに参加。2019年はブログやYouTubeで情報をシェアしながら東南アジアの国々でウィービングしています。